読書の秋:古書・古本屋の楽しみ
■秋ですね、すっかり、日が暮れるのが早くなって、少し、寒くなってきました。
管理人は今、『現代政治の思想と行動ー増補版:丸山眞男著』を読み返している。新装版も買う予定なのだが、そのまえに、こちらに、もう一度、目を通しておきたかったのである。
今回のエントリーは、丸山眞男先生でもなく、この本の内容でもない。学生時代によくいった古本屋の楽しさについて、少しエントリしてみたい。
今では、アマゾンをはじめ、「日本の古本屋」というサイトもあって、全国の古書店から、検索、注文できる。
■管理人は、学生・院生時、主に、京都の左京区に下宿していたのだが、洋書は、アマゾンで注文していたけれど、あとは、古本屋をめぐるの好きであった。暇があれば、古本屋めぐりをしたものである。(京都ローカルネタですいません)
■もう、最近では、アマゾンのUSEDや、上記にもあげた、「日本の古本屋」というサイトで、殆ど、ことすんでしまうのだが・・・。
『現代政治と思想と行動ー増補版』も、京都にいた時に、古本屋で、300円で買ったものである。書き込み、破損なしの美本である。こんなに安くていいのかなあと思ったほどである(笑)
■東京なら、神保町や、神田あたりが、古本街であろうか。(東京は詳しくないです)、大阪なら、梅田、茶屋町(かっぱ横丁通りに数件、古本屋さんが並んでいる)
管理人がよくお世話になった、古本屋さんは、京都大学の裏門を出て、まず、百万遍の交差点の今出川通りを白川通りで行くまでに、近くに3軒、もう少しいくと2軒ある。
ここは、絶版物から、大学の教科書など、学術書の類が多い。ご教授頂いた先生方の本が半額以下で売られていると、何とも複雑な気分だが、仕方ない。この辺は、結構、正統派な学術書を扱ったいたが、お金のない院生には、大変、助かる。また、掘り出しものを見つける時もある。その時は、大変、嬉しい。又、たまに、大阪大学のN先生と遭ったりしたりで、コーヒー、御馳走様でした。
■また、自分で売った本を買い戻したこともある。お金がなくなったときなどは、いらない法律書から売ったものである。よほどの名著で絶版でない限り、売値は、本のコンディションにもよるが、定価の3割ぐらいだろうか。
又、この今出川通りを白川通りに向かう途中に、百万遍知恩寺というのが、すぐにあるのだが、ちょうど、この時期、10月だったと思うが、古本市をやっている。毎年、行ったものである。又、同じ、古本市ということで言えば、この時期、下鴨神社でも行われている。こちらにも、毎年、参加。この古本市はとにかく安いし、掘り出しものが結構ある。
■次に東大路通りを百万遍から上ると、高野の交差点までに、2軒ほど、学術書を扱った古本屋がある。こちらも、重宝した。主に、哲学・思想、歴史系が多かったと記憶している。
■また、少し趣を変えると、白川通りを京都造形大の近辺までのぼると、今度は、芸術書、美術書を扱った、古本屋が2軒ある。このあたりで、映画評論の思想系の本を買ったことがある。
まだまだマイナーなところもあるのだが、管理人がよく足を運んだのは、上記の古本屋である。
■確かに、新品でないと嫌だとか、きたない気がするなどの意見もあると思うが、管理人は、古本が好きである。多少、線が引いてあっても、問題ない。読めればいいのである。
今でこそ、お金に多少、余裕が出来たので新品で買うが、絶版なども、どうしても、もっていたい所有欲がある。管理人も本は、キレイな状況で置いておきたいと思っていたことがあるが、線をひいて、書きこんで、付箋を貼って、とことん、読んでやることが、自分のためであり、本も喜ぶだろうと思い、そうしている。
古本屋は、なんというか、足を入れたときの、古書の香りが、大変、好きなのである。また、どんなのが入ったかとかチェックを入れて、同じものがあれば、その値段を比較したり、本当に飽きない。なんだか、時間軸を相対化している気分だろうか。
■最近は、ネット上の取引きでだいたいのものが揃ってしまうが、古本屋で、探してなくても、おもしろそうな本に出会うとまさに運命を感じる。(かなり大袈裟だが)
管理人の信条は、「古本は、迷ったら、買え」である。
で、何故、300円だったか、店主が、本の付加価値がわからない、古本屋なのである。ここは、教えられない(笑)
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コメント
こんにちは。
古本屋は昔とあまり変わりませんね。私の学生時代によく行った店が、まだ立派にやっているようです。ただ、新刊店は変わりましたね。たまに京都へ行くと、昔繁盛していた店が、件並み変わっているのには驚きます。今は、全国チェーンの店が多いみたい。ジュンク堂、三省堂、ブックファースト、紀伊國屋なんか、昔はなかったんですがね。
投稿: M.N.生 | 2007年10月17日 (水) 14時12分
M.N生さま
コメントありがとうございます。このようなローカルネタにコメント感謝です。
古本屋は、あまり変わってませんね。ただ、四条、3条あたりは、大きく変わったのではないでしょうか。全国展開の大型書店が増えましたね。
そんな中で、「丸善」は、京都から撤退してしまいました。もう、「檸檬」は、置けないのですよ(笑)
コメントありがとうございました。
投稿: forrestal | 2007年10月17日 (水) 23時42分