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2007年9月12日 (水)

6年目の9.11

■時間の流れは早いもので、今年で、2001年、9月11日、アメリカ同時多発テロから、6年が経つ。亡くなられた全ての方に、心から哀悼の意を表する。

同時テロから6年 各地で追悼式=グラウンド・ゼロから会場移転ー米

9月11日23時1分配信 時事通信【ニューヨーク11日時事】約3000人が犠牲になった2001年9月の米同時テロから6年を迎えた11日、全米各地で追悼式典が行われた。ニューヨークでは再開発工事が進み、安全が確保できないとして、崩壊した世界貿易センター跡地「グラウンド・ゼロ」から式典会場が近くの公園に移され、時の流れを印象付けた。
 ニューヨークの式典では、最初のハイジャック機がツインタワー北棟に激突した午前8時46分に全員が黙とう。続いてブルームバーグ市長が「あの日われわれは孤独を感じたが、ニューヨークの人々はさらなる危険が待ち受けているかどうかもよく分からないまま駆け付けてくれた」と述べ、救助活動に当たった消防士らを称賛した。以下、略・・・引用終わり
 

■そもそも、今国会で、争点になっている、テロ特措法にしても、このテロ攻撃がはじまりであった。

このとき、管理人の父親は、ニューヨーク勤務(ホテルは、もっと郊外で、CITYではなかったので、心配はしていなかったが)であった。管理人は、京都の下宿で、TVで、飛行機2台が、ツインタワーに、突っ込むのを見た。アメリカ政府もそうであっただろうし、もちろん、管理人自身、何事かわからなかった。

その後、しばらくして、状況が明らかになる頃、父の会社から、実家に、父の安全の連絡が入ったことを母から聞いた。

父親は、不思議なもので、オウムの地下鉄サリン事件の時も、東京出張で、そのラインを使っていた。その時も、携帯から無事をしらされたのだが。

管理人が幼少期から、海外を転々としている父だが、つくづく、幸運なのだと思う。

■管理人が、国際政治を勉強したいと思っていても、その中のどの分野、領域を研究するか(といってもかじった程度であるが)を決定づけたのも、この9.11テロではないかと今、振り返れば思う。動機というのは、意外と単純なものではないだろうか。

それから、アメリカ政治外交史、日米関係、安全保障を専門領域にすることにした。

アメリカを考える上で、参考になる新書、文庫を数冊、挙げて、このエントリは、閉じる。

皆さん、すでにお読みか、知っていることばかりだとは思うが。。。

・新書

①『アメリカ外交』:村田 晃嗣著 講談社現代新書

②『アメリカ外交とは何か』:西崎文子著 岩波新書

③『アメリカ 過去と現在の間』:古矢 旬著 岩波新書

④『デモクラシーの帝国』:藤原帰一著 岩波新書

⑤『アメリカの20世紀(上)(下)』:有賀夏紀著 中公新書

⑥『憲法で読むアメリカ史(上)(下)』:阿川尚之著 PHP新書

その他、いろいろとあるが、上記に留めておく。

・文庫

①『ザ・フェデラリスト』:ジェフェーソン、マディソン、ジェイ著 岩波文庫

②『アメリカの民主政治(上)(中)(下)』:A・トクヴィル著 講談社学術文庫

③『アメリカ自由主義の伝統』:L・ハーツ著 講談社学術文庫

④『アメリカの保守とリベラル』:佐々木毅著 講談社学術文庫

⑤『アメリカとは何か』:斉藤眞著 平凡社ライブラリー

⑥『歴史の教訓』:アーネスト・メイ著 岩波現代文庫

⑦『アメリカ外交50年』ジョージ・F・ケナン著 岩波現代文庫

こちらも、上記に留めておく。

■本来なら、一冊づつ、紹介なり、解説をすべきなのだろうが、興味のある方は、手にとって頂きたい。入門書から、何度も読み返すものまで、バラバラなセレクトだが、どれも、おもしろい作品である。

アメリカを批判することは、容易である。しかしながら、その「何故」アメリカは・・・というところを外交・安全保障なら、その規定要因を考えてもらいたい。管理人のアメリカへの関心、知的好奇心は、今でも尽きない。むしろ、研究環境から離れた方が強くなっている。もっと、真剣に勉強しておけばと後悔ばかりであるが。。。

■最後に、もう一度、9.11テロで亡くなられた方々、今も傷を負っている方々、愛する人を亡くされた方がたに、心からの哀悼の気持ちを捧げる。

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コメント

日本でも911の前日にこんなニュースが出てましたね。

Yahoo!ニュース - 産経新聞 - 西武線で爆弾テロ狙う ダイナマイト並みの爆薬原料も保有
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070910-00000918-san-soci


ユナボマーやオクラホマシティ連邦政府ビル爆破事件を思わせるような話ですが、日本でも個人でこれだけの爆発物を入手・製造できることが分かってしまったわけですから、いずれ日本でも爆弾テロが起こるのでしょうね。

投稿: Baatarism | 2007年9月12日 (水) 12時29分

Baatarismさん

いつもコメントありがとうございます。

ドイツでも、テロ犯がつかまったみたいですね。
正直、日本のテロリズム研究は、遅れてますし、テロ対策もどうなんでしょうか。。。もっと、チェックを厳しくしてもよいのではと思いますが。

地下鉄サリン事件は、生物・化学兵器テロとしての実例として、欧米では、大変、対策のために研究されました。

アメリカを支持し、同盟を強化(維持)するということは、それだけの巻き込まれリスクを抱え込むことです。

せめて、カウンターインテリジェンス、このリスクヘッジには、全力を挙げてもらいたいですね。

投稿: forrestal | 2007年9月12日 (水) 12時50分

安倍首相、突然辞任ですよ。テロ並みの辞任だよなぁ。

投稿: SAKAKI | 2007年9月12日 (水) 15時21分

SAKAKIさん

いつもコメントありがとうございます。

いや、驚き、言葉がありません。健康上の理由が大きいと言われてますが、正直、何もわかりません。

又、失われた10年が来るのかな・・・

コメントありがとうございました。

投稿: forrestal | 2007年9月13日 (木) 00時06分

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