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2007年3月13日 (火)

ポリティカル・ポジション

■ご連絡ですが、プロフィールをほんの少し、追加してあります。又、メールでのコンタクトも可能にしました。もし、管理人に、直接、コンタクトを取りたい方は、ぜひ、お使いください。

■管理人は、「右派」「左派」のカテゴライズもラベリングもあまり気にしない。というよりあまり興味がない。どちらでもよいし、どちらでなくてもよい。

ただ、まあ遊びとして、自分がどのような位置にカテゴライズされるのかを知るのも、自分を理解・分析する上では、意味があるかもしれない。

みなさんもお時間に余裕があれば、試してみたら、おもしろいかもしれない。

リンクと管理人の結果は、以下である。

あと、若干、「拉致問題」、「従軍慰安婦」についてコメントしたい。

■管理人が行ったのは、日本語版のポリティカル・コンパスである。(ポリティカル・コンパス)アメリカ版では、伝統、文化、環境の違いから、ほとんどの人が「リベラル左派」になるようである。

結果は、以下の通りである。

判定結果は下記の通りです。

政治的な右・左度(保守・リベラル度)       -0.11
経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派)  1.14

    あなたは、リベラル右派 です。

政治的には、ほんのわずかリベラル、経済的には、これも少し、市場型である。

■「拉致問題」と「従軍慰安婦」について、若干、述べたい。

まず、「拉致問題」だが、これは、すでに、日本が取るアプローチのアイディアは、エントリしたが、正直、アメリカに強く協力してもらうほかはない。ただ、現状のジョージ・W・ブッシュ政権では、期待が薄く、バーゲニング・チップ(取引材料)も見当たらない。ならば、強硬策を頼むのではなく、徹底した軟化策、米朝国交正常化を頼んだ方が、賢明かもしれない。ただ、当たり前のことだが、どの国家も自国の戦略に乗っ取って行動する。安倍総理は、近々、訪米するが、発想の転換が必要であろう。つまり、現在のアメリカなら、対北朝鮮政策において、強硬策に戻るよりも、軟化(米朝国交正常化)する可能性の方が高い。

この際、アメリカは、北朝鮮に「拉致問題解決」を確約させる必要はない。(現在も充分、日本への配慮を示していると考えるが)ある一定の政治的妥協でよいのである。

ただ、北朝鮮にアメリカ大使館を置くことを条件にいれなければいけない。(普通ならば、国交が樹立すれば置かれるのだが)

そうすれば、早期の日本政府の求める解決は、無理であっても、大使館に情報が集まる、集められるのではないだろうか。少しずつ、北朝鮮を国際社会に開放していくしかないであろう。日本は、そのアメリカ大使館の主体的行動と、情報の共有化を求めるべきである。ただ、それは、ある程度の時間がかかると覚悟しておく必要がある。(これは、あくまでも、米朝国交正常化がなされた仮定での話しである)

■次に「従軍慰安婦」の件だが、欧米では、かなり、この問題、大きく扱われているようである。歴史認識問題に関しては、こちらもすでに、エントリーをしてある。又、日中、日米とエントリを予定しようと考えているが、この度の安倍総理の発言は、まずかった。が、もう発言し、大きな波紋を呼んでいるので、今さらどうこういうつもりはない。ただ、日本で語られる、捉えられている文脈と国際的な文脈とでは差異があることは、認識しなければならない。国際的には、旧日本軍とナチスが同一視されて語られることもある。特にこれは、国内外へ、その事実検証を透明性を持って行い、主張してこなかった、ツケである。ここまで、政治化された以上は、客観的事実に関係なく、日本のイメージは、低下するだろう。

これ以上、政治的な解決を求めようとすることも、返って逆効果である。安倍総理には、アメリカでは、アメリカに限らず、国際社会全体に向けて、「日本政府は、欧米・アジアの研究者に協力を仰ぎ、この事実に対する真相究明を、世界の人道問題のため、悲惨な現状を創りださないために、透明性をもって、真摯に取り組みたい」というようなことを言っておくしかないだろう。以前のエントリのレベルで言えば、①はなく、もう③のレベルでの問題になっている。

ただ、今は戦後の決算をする時期であるから、ある程度のイメージの低下は、致し方ない。ただ、世界を見れば、反米、反露、反英、反仏、反独、反中といろいろあるが、反日感情などは、しれている。

■グダグダと書いてしまったが、最後に管理人がどうしても許せないのは、従軍慰安婦を20万人として、日本を激しく罵倒している学者・研究者を名乗る人達である。このよくみる20万人は、岩波新書で、『従軍慰安婦』を書いた研究者が本書で、挙げている数だが(本人は、すでにこの数については訂正している)、自ら、検証もせず、あたかも、学者や研究者が、客観的事実のように語り、それを根拠に非難する姿勢は、アカデミズムへの冒涜である。(これは、まあ、どうでもいい話なので、気にしないでください。)

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コメント

私もポリティカルコンパスやってみました。
結果は・・・・・

政治的な右・左度 -0.2
経済的な右・左度 1.67

大差ないですね。でも日本人はこのくらいの人多そうですね。

投稿: カワセミ | 2007年3月14日 (水) 00時27分

カワセミ様

コメントわざわざ、ありがとうございます。
まあ、大きな偏りがなければ、あまりブレない、これぐらいの数字になるんでしょうね。

私のどこが、リベラルなんだ!と思っている読み手の皆さんは、多数いそうですが。。。(苦笑)

投稿: forrestal | 2007年3月14日 (水) 19時43分

私の場合、次のような結果になりました。

政治的な右・左度(保守・リベラル度) 1.8
経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派) 6.3
あなたの分類は保守右派です。

うーむ、いわゆる「市場原理主義者」と言われそうな結果です。最近、メディア露出度が高い経済学者で「市場原理主義」的な主張をされていた方が、「社会的規制」の強化には妙に熱心な姿を見ていると、「正体見たり枯れ尾花」と思ったりします。

投稿: Hache | 2007年3月15日 (木) 01時44分

拙者の場合

政治的な右・左度(保守・リベラル度) 3.8
経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派) 5.37
あなたの分類は 保守右派 です。

だそうです。

投稿: 雪斎 | 2007年3月15日 (木) 02時24分

なかなか面白いですね。自分のポジションより、他人のポジションが面白い。まあ、私は、どんな質問にも留保をつける人間ですが。私は;

政治的右左度1.2、経済的右左度2.41
(軽い)保守右派だそうです。まあ、そうでしょう。

投稿: M.N.生 | 2007年3月15日 (木) 09時34分

自分のブログにも載せましたが、こんな結果でした。

政治的な右・左度(保守・リベラル度) -0.8
経済的な右・左度(市場信頼派・政府介入派) -1.67
あなたの分類はリベラル左派です。

どうもリフレ派は政府介入派に分類されてしまうようですね。Yahooのテストでもそうだったし。w

投稿: Baatarism | 2007年3月15日 (木) 11時14分

>Hache様
コメントありがとうございます
まあ、妥当な結果ではないでしょうか・・・。
確かに、「市場原理主義」的ですね。
そういう評論家は、時代に合わせて、考えを変えるものです。というより、迎合主義ですね、

>雪斎さん
コメントありがとうございます。
意外とあたってるんではないでしょうか。どうなんでしょうか。

>M.N生様
コメントありがとうございます。
確かに、他人様のを見る方が楽しいですねw

>Baatrismさん
コメントありがとうございます。
唯一のリベラル左派ですね。確かに、リフレ派は、政府介入型の大きな政府ではなく、むしろ、小さな政府になるんですがw


さすがに、これだけのメンバーのコメントが並ぶと迫力ありますねw 壮観です。
皆様、わざわざ、コメントありがとうございました。

投稿: forrestal | 2007年3月15日 (木) 19時33分

おそらく判定方法を作成した人は、景気刺激や貧困解消(あえて格差是正とは言いません)の手段として、財政政策以外の手段を想定していないのでしょうね。だから「景気刺激・貧困解消=大きな政府」という前提で質問や判定アルゴリズムが作られていて、リフレ派は政府介入型となってしまうのでしょう。
僕が政治的にリベラルになってしまうということは、僕が激しく反発している中国・韓国・北朝鮮、そしてそれらへの日本における支持勢力が、実は全然リベラルじゃないということなんでしょうか。w

投稿: Baatarism | 2007年3月16日 (金) 11時06分

>Baatrismさん

再度のコメントありがとうございます。財政政策は、まさにそうででしょうね。作成者が、ケイジアン的に捉えてますね。とにかく、公共事業的な発想です。

中国・韓国・北朝鮮に、激しく反発してたんですか。(笑)
右傾化、保守化と騒ぐ人がいるけれでも、これまでが、左傾化すぎただけですよ。それを、中心軸に捉えるから、ブレるんでしょうね。

軍事について語ることが出来るようになったのは、ここ、最近ですよ。少なくとも、1980年代なんかは、一部の人を除いて、タブーにされていましたから。海外では、日常茶飯事な話でも。まあ、それが、ミリオタという帰属集団を生み、彼らは、棲み分け、安住できていたわけですが・・・。

投稿: forrestal | 2007年3月17日 (土) 00時51分

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