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2006年11月27日 (月)

ホワイトハウスの職人:ザヒラ・ザヒル

昨日、日曜日は、気分転換に髪をきりに美容院に行ってきた。管理人は、ちょくちょく髪型を変えるのだが、今回は、玉木宏さん風にしてもらった。当たり前だが、顔が違うので、玉木宏さんになるわけではないが・・・(笑)

『大統領とは大衆を相手にする職業です。どんなヘアスタイルが自分に似合い、大衆にアピールするかは、本人が一番よく知っています。自分の考えで大統領に違うヘアスタイルを勧めることはありません』

ホワイトハウスには、理容・美容院はない。一分一秒が貴重な大統領は、外部から、呼び寄せるのである。今回は、主に共和党大統領を整髪してきた、ザヒラ・ザヒル氏について少しお話ししたい。

■ザヒルは、アフガニスタン出身であり、ホワイトハウス初の女性理髪師である。

父親は、かつてのアフガニスタン下院議員で、国務大臣にまでなった人である。夫は、外交官であり、1975年に国連本部の副大使に任命され、共に渡米する。

外交官夫人として生活は、全てが順調で、関心のあった、美容・ファッションについて、研鑽を積んでいた。

しかしながら、1979年のソ連侵攻によって、ザヒルは、これまでの生活・自分を全て失ってしまう。

亡命資格で、アメリカに残留したが、祖国からの送金は途絶え、3人の子供のために、明日、生きるために必死で働いた。ワシントンポスト紙の求人欄で見つけた、以前から興味があり、英語力がさほどいらない、ワシントンのシェラトン・カールトン・ホテル(現セント・レジス・ホテル)の理容院で、働きだした。そして、そこの主こそが、大統領の理髪師、ミルトン・ピッツだったのである。

ピッツのアシスタントとして、働き出したザヒルだが、大きな転機が訪れる。レーガン大統領とそのファースト・レディのネイルケアを頼まれたのである。

そして、ピッツが、70代に達し、引退すると、ザヒルがレーガン大統領の整髪を引き継いだ。

その後、共和党大統領、41代、ジョージ・H・W・ブッシュから、現大統領、ジョージ・W・ブッシュまで担当している。

9.11テロで、アフガニスタン人に対する対応の変化(顧客の減少)を勇気づけ、励ましたのも、ブッシュ親子である。彼らの尽力もあり、2年間で、50万ドルの寄付金が集まり、祖国、アフガニスタンに寄付している。

現在、ザヒルは、ウォーターゲート・ホテルに理容院を構え、大統領だけでなく、全ての顧客に同じ姿勢で臨んでいる。

そして、祖国のために、今も働き(闘い)続けている。

■民主党大統領は、カーターもクリントンも美容院のヘアドレッサーに髪を任せている。しかも、一人に、固定しない。

■共和党大統領は、清潔感ある短めのコンサヴァティブな髪型であるのに対して、民主党大統領は、前も後ろも長めのカジュアルな雰囲気の髪型を好む。

共和党大統領は、毎週、決まった時間に整髪するので、理髪師をホワイトハウスに呼ぶのに対して、民主党大統領は、その時々に応じた髪型にするために、美容院を利用する。

尚、政党を問わず、ファースト・レディの契約ヘアドレッサーはいない。

そうすると、管理人は、リベラルな民主党系の髪型(スタイル)なのか。

みなさんは、どちらのタイプだろうか。

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コメント

奇遇ですな。私も髪が伸びたら同じように玉木宏風にしようと思っておりました。
ちなみに当方、遠くへ引越しでもしない限り、美容師さんの浮気は致しません。

投稿: talleyrand | 2006年11月28日 (火) 06時08分

talleyrandさま

コメントありがとうございます。
本当に奇遇ですね。
基本的に夏は短め、冬は長めにしてます。
冬に短くすると、風邪をひきそうな気がしてw
といっても、髪の長さに関係なく、
毎冬、風邪をひいてますが・・・

投稿: forrestal | 2006年11月28日 (火) 21時02分

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